6歳までの矯正治療

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6years

予防矯正

対象:概ね6歳まで(乳歯列期)

対象:概ね6歳まで(乳歯列期)

予防矯正とは、マウスピースやお口周りの筋肉のトレーニングを行うことで、悪い噛み合わせの改善や口腔習癖の除去により将来的な歯並びの悪化を予防するためのものです。
患者様の状態によっては、予防矯正が必要でない方もいらっしゃいます。

このような歯並びの方は当院の矯正相談にお越しください
このような歯並びの方は当院の矯正相談にお越しください

子どもの悪癖

口呼吸

口を開けて呼吸することが癖になっている状態のことです。
「上顎前突(出っ歯)」「開咬(前歯の上下に隙間が開いて物を噛み切ることが難しい状態)」になる可能性があります。
噛み合わせの問題だけではなく、口の中が乾燥し(口腔内の唾液量減少)、唾液に含まれる自浄・殺菌作用が低下してしまいます。それにより虫歯になる危険性が高まり、口臭が強くなることもあります。

舌(した)の癖

舌で前歯を押したり、前歯で舌を軽く噛んだり、歯と歯の間に舌を入れたままで過ごしているなどの癖はありませんか?
「上顎前突(出っ歯)」「開咬(前歯の上下に隙間が開いて物を噛み切ることが難しい状態)」「反対咬合(受け口)」になる可能性があります。
また噛み合わせだけではなく、「発音がしにくい」「滑舌が悪い」「食事の際にくちゃくちゃ音が出る」といったことにも影響します。

指しゃぶり

指しゃぶりとは、口の中の上側の部分(口蓋)に指を押し付けてチューチューと吸う仕草のことです。
長時間にわたり指を吸うことにより頬の筋肉が歯を内側に押すため、上顎の歯列が狭くなる「歯列狭窄」が起こります。上顎と下顎の噛み合わせにズレが生じることで「上顎前突(出っ歯)」「開咬(前歯の上下に隙間が開いて物を噛み切ることが難しい状態)」になる可能性があります。

悪習癖は無意識に行っていることが多いので、まずは意識してそれらをやめるようにしましょう。周りの方々の協力が大切です。

この時期の矯正治療

プレオルソについて

プレオルソについて

プレオルソとはマウスピース型矯正装置のことです。既製品のため固定式装置よりも安価で、お子さまが苦手な歯型を取る工程もありません(※熱により調整可能)。また金属素材ではないので金属アレルギーがあるお子さまにも安心してご利用いただけます。
特に前歯が反対に噛んでいるお子様(反対咬合)には有効です。
口の周りの筋肉と舌の位置を改善することによって、間接的に歯並びを改善し、より良い口腔内環境の発育を促す装置となります。

プレオルソの特徴
プレオルソの特徴
お子さまへの負担が少ない

柔らかくて弾力性のある素材でできているため装着時にほとんど痛みがありません。使い始めたばかりの頃は、初めて口に入れるものですから戸惑うこともあるかと思います。違和感や窮屈感も装着しているうちに段々と慣れていきますので、積極的につけるようにしてください。慣れれば装着した状態で会話をすることもできるようになります。
装着するのは、起きている間「1時間」と「寝ている間」です。学校に持っていく必要はないので、周りの目も気になりません。

簡単に取り外しが可能です

容易に取り外しが可能なので、固定式装置とは異なり普段どおりの歯磨きができます。そのため装置の周りに磨き残しがあったことによる虫歯の発生などの心配がありません。また装着中、痛みを感じた場合は自分で装置を外すことができます

口呼吸を鼻呼吸へ促します

マウスピース型矯正装置であるプレオルソは、口の周りの筋肉と舌を鍛える効果もあります。これにより、口を閉じる力がつき口呼吸から「鼻呼吸」へと促します。