- TOP
- 大人の矯正
Adult当院の成人矯正
矯正専門のクリニックなので、あらゆる装置や症例に対応
当院は矯正治療専門のクリニックです。患者様のご希望や状態に合わせてあらゆる装置をご提案できます。
永久歯が生え揃ってからが大人の矯正治療になります。
矯正治療に年齢制限はありません。院長には3歳?80歳までの患者様に実際に矯正治療を行った経験があります。
目立たない「マウスピース型矯正装置(インビザライン)」
これまでの矯正装置は既製品のブラケットとワイヤーを用いて、矯正歯科医が患者様に合わせた治療を行う方法が主流でした。インビザラインは、デジタル技術を用いて製作された透明なオーダーメイドのマウスピースを、週に1回程度のペースで交換していくことで歯を動かします。
インビザラインは透明で薄型の装置なので、装着していても目立たないという点が大きなメリットです。
マウスピース型矯正装置は、大人の矯正治療で用いる装置の中で、唯一患者様の意思で着脱可能です。このため歯磨きがしやすく、口腔内をいつも清潔にすることができます。
-
メリット
- 装置が目立たない
- 食事、歯磨きの際に取り外せる
- 比較的弱い力で歯を移動するので、痛みや違和感が少ない
- ワイヤーと比較して通院頻度が少ない
- ワイヤーと比較して大きな虫歯になりにくい
- 金属を一切使用しないので、金属アレルギーの心配がない
- 楽器の演奏がしやすい
-
デメリット
- マウスピース装着中は水以外の飲食ができない
- 装着時間が短いと、治療効果が得られにくくなる
- 歯の表面にアタッチメントの装着が必要
標準的な「表側矯正」
最も標準的な矯正法です。歯列の表側にブラケットと矯正用ワイヤーを設置して、歯並びの乱れを細かく整えていきます。
表側とはいえ、できる限り目立たない装置をご希望の方にはホワイトワイヤーやセラミックブラケットをご用意しております。
当院では比較的痛みが少なく、歯の動きが速いセルフライゲーションシステムを使用しています。この装置は、ブラケットについている開閉式のクリップでワイヤーを留めることで摩擦力を軽減し、弱い力でスムーズに歯を動かすことができるものです。
-
メリット
- マウスピース矯正と違って装置を着脱する必要がない
- ほとんどの症例に適応できる
- ワイヤーにより矯正力を細かくコントロールできるので、噛み合わせの微調整が可能
- 発音に影響がない
- ホワイトワイヤーとセラミックブラケットにより目立たない矯正治療が可能
-
デメリット
- 月に1回の通院が必須
- 歯磨きが難しい
- 装置が前から見える
- 吹奏楽器の演奏に影響することがある
装置が見えない「裏側矯正」
歯列の裏側にブラケットやワイヤーを装着する矯正方法です。装置が外から見えないため、矯正治療中であることに気付かれにくいです。「矯正装置の見た目が嫌」「矯正中であることに気付かれたくない」という方にはメリットの大きい治療法です。
当院では上の歯のみ裏側、下の歯は表側に装置をつける“ハーフリンガル”と上下の歯ともに裏側装置をつける“フルリンガル”の中から装置をお選びいただけます。
-
メリット
- 歯の裏側に装置をつけるので前から見えない
- 装置が歯の裏側にあるので、スポーツ中に唇を傷つけることがない
- 矯正治療中でもホワイトニング(オフィスホワイトニング)できる
- 歯の裏側は唾液が届きやすく、むし歯になりにくい
-
デメリット
- 違和感が比較的大きい
- 舌が歯の裏側に当たるサ行、タ行、ラ行が発音しにくくなる
- 他の装置よりも費用が高額になる
ガタガタを治す「部分矯正」
「私の歯は部分矯正で治せるでしょうか…?」カウンセリングの際に非常に多くの患者様から聞かれる質問です。前歯の歯並びのみを改善する場合には、部分矯正での治療が可能です。部分矯正の装置には表側矯正とマウスピース矯正があります。
ただし、矯正治療の本来の目的は歯並びと噛み合わせを治すことです。噛み合わせに問題がある患者様は、基本的には部分矯正の適応外になります。
部分矯正のメリット・デメリット
-
メリット
- 他の矯正装置と比較し安価で治療が可能である。
- 治療期間が短い。
- 装置の装着範囲が小さいため、痛みや違和感が少ない。
-
デメリット
- 適応症が限られる。
- 噛み合わせが悪化する場合がある。
顎のズレを手術と併用して治療する「外科的矯正治療(顎変形症)」
不正咬合のうち、骨格が原因で噛み合わせが悪い方は顎変形症と診断されます。手術を伴う矯正治療(外科的矯正治療)を行うと決まった時点で、保険適応となります。具体的には、重度の出っ歯・受け口・開咬・顎のゆがみ・顔貌の非対称などが適応です。外科的矯正治療を行うことができる施設は、 “顎口腔機能診断施設”の適応を受けた歯科医院に限られます。当院では今後、この適応を受けて外科的矯正治療に対応していく予定です。
-
メリット
- 常の矯正治療では対応できない症例にも適応できる
- 歯並び、かみ合わせ、顔貌を大きく改善できる
- 保険が適応される(矯正治療費・入院手術費用)
-
デメリット
- 一定の条件を満たさなければ顎変形症と診断されない(保険が適用されない)
- 全身麻酔が必要な手術のため2週間程度の入院が必要
- 手術に伴う痛みがあり、術後は顔が大きく腫れる
歯科矯正用アンカースクリュー(インプラント矯正)
歯科矯正用アンカースクリューとは、小さなスクリューを歯肉に埋入して歯を動かす際の固定源とする治療法です。一般的なデンタルインプラント治療とは目的も施術内容も大きく異なり、患者様への侵襲は非常に少なく、矯正治療が終わると撤去するものです。
-
メリット
- 治療期間が短縮される
- 難しい症例に対応可能である
- より多く口元を引っ込められる
- 非抜歯矯正が可能になることがある
- 外科的矯正治療を回避できることがある
-
デメリット
- 脱落することがあり、その場合は再度埋入する必要がある
- スクリューを植立する際に微量の局所麻酔が必要である