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子どもの矯正治療

子どもの矯正治療

子どもの矯正は、「1期治療」と「2期治療」、「予防矯正」の3つに分けることができます。
矯正のスタートに必要な時期は患者様によって異なります。まずは一度当院の矯正相談へご来院ください。現在の状態と理想的な開始時期について、その理由とともにご説明させていただきます。

このような症状がある場合は早めにご相談ください
  • 歯科検診で歯並び・噛み合わせのところにチェックが入った
  • 永久歯の生えるスペースが足りなくなりそう
  • 前歯が出ている(出っ歯)
  • 下の歯が上の歯より前に出ている(受け口)
  • 噛み合わせが悪い
  • 上と下の前歯に隙間がある
  • いつも口が開いている
  • 指しゃぶりをしている
子どもの矯正治療の流れ

子どもの矯正治療の流れ

6歳までの矯正治療:予防矯正

対象:概ね6歳まで(乳歯列期)

対象:概ね6歳まで(乳歯列期)

予防矯正とはマウスピースやトレーニングを行うことで悪い噛み合わせの改善や口腔習癖の除去により将来的な歯並びの悪化を予防するためのものです。
患者様の状態によっては予防矯正が必要でない方もいらっしゃいます。

10歳までの矯正治療:1期治療

対象:前歯が生えてから?10歳程度まで

対象:前歯が生えてから~10歳程度まで

成長を利用し、歯列の拡大や永久歯の生え変わりを誘導します。

11歳以降の矯正治療:2期治療

対象:11歳程度から

対象:11歳程度から

永久歯が概ね生え揃ってからの治療で、成長を利用した矯正治療を行います。大人の矯正と同じ装置を使用することが多いです。

子どもの矯正治療の目的と内容

子どもの矯正治療の目的は、大人の矯正治療とは大きく異なります。

1.口腔習癖の除去

子どもの歯並びが悪くなる原因には、指しゃぶり、舌を突き出す癖、口呼吸などの口腔習癖が挙げられます。こうした悪い習慣を矯正装置で取り除くことで、歯並びの乱れを根本から改善することが可能となります。

2.顎の成長促進・抑制

上の顎の発育が遅れていると、下の顎が相対的に前方へと突出するため、受け口になります。逆のパターンでは出っ歯の症状が現れます。上下の顎のアンバランスが背景にある歯並びの異常は、顎骨の発育を正常に促すことで改善できる可能性があります。

3.歯列弓の拡大

歯列の幅が狭いと、歯を並べるためのスペースが不足します。その結果生じるのが、ガタガタ歯列の叢生(そうせい)です。成長期であれば、適切な装置を用いることで歯列の幅を広げることができ、将来的に抜歯をする必要性を減らすことができます。

子どもの矯正治療のメリット
永久歯が正しく萌出するように誘導することができる

歯列の拡大や永久歯萌出のスペースをつくることで永久歯の正しい萌出を促します。

2期治療で抜歯が必要になる可能性を減らすことができる

1期治療で顎の発育が正常化されれば、永久歯を並べるためのスペースを十分に確保できます。その結果、2期治療で抜歯をする必要性も低くなります。

コンプレックスを早期に改善できる

ガタガタや出っ歯、受け口などをお子様がコンプレックスに感じている場合、子どもの矯正治療によりコンプレックスを改善できる可能性があります。

外科矯正を回避することができる

骨格的な異常が原因の受け口などは、将来的に外科矯正(手術を伴う矯正治療)が必要となるケースも少なくありません。子どもの矯正で顎の発育を正常化すれば、将来的に外科矯正が必要になるリスクを減らすことができます。