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Mouthpieceマウスピース型矯正
マウスピース型カスタムメイド矯正装置（インビザライン・薬機法対象外）とは？
当院ではインビザラインというマウスピース型カスタムメイド矯正装置を導入しております。これは1997年に米国のアライン・テクノロジー社により開発され、世界中で数千万人が治療を受けています。日本でも最もシェアが多く、マウスピース型矯正装置の代名詞となっています。
インビザラインはプラスチック製のマウスピースをオーダーメイドで数十枚作製し、患者さまに1週間に1回程度の頻度でマウスピースを交換していただくことで理想の歯並びへと近づけていきます。マウスピースは透明なので、装着していてもほとんど目立ちません。食事や歯磨きの際には装置を取り外すため、日常生活に不自由を感じる場面も少ないです。「快適に矯正したい」「矯正治療中であることを周囲に気付かれたくない」という方にはおすすめの装置です。
マウスピース型カスタムメイド矯正装置（商品名：インビザライン）は、 日本では、患者さんそれぞれに作成する装置であることや製作が機械で行われることから、
医療機器としての矯正装置に該当しないこととなっています。ごく希ですが、副作用が起きてしまった場合などは、日本の救済制度の対象外になります。
当院のマウスピース型矯正装置（インビザライン）
装置選択肢の多さ
当院では表側・裏側の矯正装置やマウスピース型矯正装置など、様々な種類の矯正装置を取り扱っており、患者様の選択肢が多いです。当院では外科手術が必要な患者様を除いたほとんど全ての患者様に対し、装置の選択肢のひとつとしてインビザラインを提案させていただいております。他院ではインビザラインでの治療が難しいと言われた方でも、ぜひ一度相談にお越しください。
iTero（口腔内スキャナ）の導入
マウスピース型矯正装置をスピーディにかつ高精度に治療していくため、口腔内スキャナのiTeroを導入しております。iTeroとは口腔内の状態をコンピュータに３次元で取り込むことができる世界でも最新鋭のスキャナです。従来ではシリコンや粘土の型取りを行っていましたが、この装置を使用すると5分程度で型取りが終了します。
マウスピース型矯正装置（インビザライン）を使った部分矯正
当院ではマウスピース型矯正装置を使用した部分矯正も行っております。適応症例などが限られますので、お気軽にご相談ください。
治療後の歯並びシミュレーション
当院では、デジタルツールをフルに活用した矯正治療を実施しております。とくに、専用のソフトを使用した歯の動きのシミュレーションは、歯の移動プロセスを3D画像で確認できることから、矯正治療後の歯並びをイメージしやすくなります。治療へのモチベーションアップにもつながります。
マウスピース型矯正装置（インビザライン）のメリット・デメリット
マウスピース型矯正装置（インビザライン）には、以下に挙げるメリットとデメリットがあります。
マウスピース型矯正装置（インビザライン）のメリット
1.透明なマウスピースを使うため装置が目立たない
マウスピースは透明なので装着時にも目立ちにくいです。治療中の見た目が気になる方、人と接する機会が多い方にはおすすめの装置です。
2.食事、歯磨きの際に取り外せる
マウスピースの着脱は患者様ご自身に行っていただきます。食事の際には取り外すことができるため、装置に食べ物が詰まったり、引っかかったりすることはありません。歯磨きもマウスピースを取り外した状態で行うことができます。
3.ワイヤー矯正と比較して通院頻度が少ない
ワイヤー矯正は月に１度の通院が必須であるのに対し、マウスピース型矯正装置の通院頻度は概ね2-3か月毎になります。また、装置が外れるなどのトラブルも少ないことから、通院回数が少なくなります。
4.比較的弱い力で歯を移動するので痛みや違和感が少ない
一つのマウスピースで動かすことが可能な歯の移動距離が少なく、ワイヤー矯正より歯の痛みが少ないという研究結果があります。
5.金属アレルギーの心配が少ない
マウスピース型矯正装置自体には金属を一切含みません。金属アレルギーの方、金属アレルギーが心配な方も、安心してご使用いただけます。
6.楽器の演奏がしやすい
表側ワイヤー矯正の場合、主に吹奏楽器の演奏に影響がでることがありますが、マウスピース型矯正装置の場合は影響が少ないと言われています。
マウスピース型矯正装置（インビザライン）のデメリット
1.装着時間を守らないと効果的に歯を移動できない
毎日20-22時間以上の装着時間を心がけること、治療予定通りに来院してチェックを受けることなど、歯科医師の指示を守っていただくことが重要です。
2.装置装着中は水以外の飲食ができない
マウスピース型矯正装置は歯のまわり全体を覆っているため、そのままの状態では水以外の飲食ができません。プラークや糖分が歯についたまま放置すると不衛生な状態となり、むし歯や歯周病の原因になります。色のついた飲み物を飲むと歯やマウスピースが着色する可能性があります。
3.歯の表面にアタッチメントの装着が必要
より効率的に歯を移動させるため、歯の表面に半透明のプラスチックの突起物であるアタッチメントを設置する必要があります。アタッチメントは見た目が非常に小さく、違和感もほとんどないですが、非常に大きな効果を発揮します。
4.途中でむし歯などになるとマウスピースが適合しなくなる
むし歯・歯周病になってしまうと、場合によっては一旦矯正治療を中止しなければならないこともあります。毎日のセルフケア、マウスピースのお手入れは、丁寧に行う必要があります。