マウスピース型矯正装置(インビザライン):薬機法において承認されていない医療機器について
コラム
2024.08.05
2024.10.23
未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について
未承認医薬品等の使用
鶴見ニコ矯正歯科で使用しているマウスピース型矯正装置(インビザライン)(製品名:インビザライン®)は、日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であり、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。
そのため、万が一海外カスタムメイド矯正装置使用中に違和感等がございましたら、すぐにクリニックまでご連絡をお願いします。
装置は、日本で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外の工場でロボットにより製作されます。
カスタムメイドの矯正装置であり、既製品ではないため市場流通性がなく、薬機法の対象となりません。
薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。
その点ご了承ください。
国内の承認医薬品等の有無
マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。マウスピース型矯正装置(インビザライン®)以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。
※上記の趣旨をご承知の上、使用を希望される場合には同意書の記載が必要となります。
入手経路について
鶴見ニコ矯正歯科が使用するマウスピース型矯正装置(インビザライン®)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。
当院はマウスピース型矯正装置(インビザライン®)を用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。
(参考サイト)
諸外国における安全性等の情報
マウスピース型矯正装置(インビザライン®)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていて、これまでに治療を受けた患者さんは、世界で世界で1500万人(2023年3月時点)に上りますが、重大な副作用の報告はありません。
ご不明点等ございましたら一度ご相談ください。

監修歯科医師
小田垣 直弥
院長
裏側矯正や口ゴボの改善を得意とする矯正歯科医として、一人ひとりの骨格や顔立ちに合わせた治療を心がけています。特に、見た目にこだわる大人の方には「見た目に矯正中だとわかりにくく、仕上がりにも妥協しない治療」を大切に、日本矯正歯科学会認定医として丁寧な診断とご提案を行っています。
裏側矯正や口ゴボの改善を得意とする矯正歯科医として、一人ひとりの骨格や顔立ちに合わせた治療を心がけています。特に、見た目にこだわる大人の方には「見た目に矯正中だとわかりにくく、仕上がりにも妥協しない治療」を大切に、日本矯正歯科学会認定医として丁寧な診断とご提案を行っています。

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