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後悔しない裏側矯正の選び方|メリット・デメリットを認定医が解説

矯正コラム

2025.11.28

2025.11.28

「歯並びは気になるけど、矯正装置が目立つのは絶対にイヤ…」 「仕事柄、人と話すことが多いから、矯正していることを気づかれたくない」 「裏側矯正って良さそうだけど、費用も高いし、本当に後悔しないか不安…」

歯列矯正をご検討中の方で、このようなお悩みを抱えていませんか? 

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)は、装置が見えないという大きなメリットがある一方で、費用や違和感など、気になる点も多い治療法です。高額な費用と長い期間をかけるからこそ、「絶対に失敗したくない」と慎重になるのは当然のことです。

本記事では、裏側矯正に関する皆様の不安や疑問に、日本矯正歯科学会の「認定医」である院長が、専門家の立場から正直にお伝えしていきます。

目次

裏側矯正とは

「裏側矯正」とは、その名の通り、歯の裏側(舌側)に矯正装置(ブラケットやワイヤー)を取り付けて歯並びを整える治療法です。 「舌側矯正(ぜっそくきょうせい)」や「リンガル矯正」とも呼ばれます。

表側矯正:歯の表側に装置がついている

表側矯正: 歯の表側に装置がついている

裏側矯正:歯の裏側に装置がついている

裏側矯正: 歯の裏側に装置がついている

外側からは装置が全く見えないため、周りの人に矯正治療中であることを気づかれにくいのが最大の特徴です。 「矯正したいけど、見た目が気になる」という多くの方の悩みを解決する画期的な治療方法として、多くの方に選ばれています。

ただ、裏側矯正は専門性が高く、誰にでもできる治療ではありません。 歯を動かす仕組みが表側の矯正とは異なり、治療の難易度が高いため、経験豊富な専門の医師に相談することがとても大切です。

それでは、こうした特徴を持つ裏側矯正の具体的なメリットを、ここから詳しく解説していきます。

裏側矯正のメリット

具体的に裏側矯正にはどのようなメリットがあるのでしょうか。多くの方が魅力を感じる8つのポイントを詳しく見ていきましょう。

①装置が目立たない

裏側矯正のメリット:イメージ画像

裏側矯正を選ぶ最大の理由と言えるでしょう。 

歯の裏側に装置が隠れているため、普通に会話したり笑ったりしても、矯正していることが他人に気づかれることはほとんどありません。治療期間中も、見た目を気にすることなく、いつも通りの笑顔で過ごすことができます。

②人前に出る職業の人でも選びやすい

装置が見えないことは、特に人前に立つお仕事をされている方にとって大きなメリットです。

営業職や接客業、モデル、教師といった常に人に見られる職業の方でも、お仕事に影響を与えることなく歯並びのコンプレックスを解消できます。これは裏側矯正ならではの大きな利点と言えるでしょう。

③矯正の進行が外からわかりやすい

表側矯正の場合、装置がついていることで歯の動きが分かりにくいことがあります。しかし裏側矯正なら、歯の表面には何もありません。そのため、歯が少しずつ動いて綺麗になっていく過程を、鏡を見るたびに実感することができます。 治療のモチベーション維持にも繋がりやすいと言えるでしょう。

④前歯の動きが早く出やすい

これは少し専門的な話になりますが、裏側矯正は前歯を内側に引っ込める動きが得意な傾向があります。 理由としては、装置を取り付ける位置が歯を動かす中心(歯根)に近いため、効率的に力を加えやすいからです。出っ歯(上顎前突)などの症例では、比較的早い段階で前歯の引っ込みを実感できるケースもあります。

⑤実はむし歯になりにくい

歯磨きイメージ

ワイヤー矯正中は、装置があることで歯磨きが難しくなり、むし歯のリスクが高まります。しかし、裏側矯正は表側矯正に比べてむし歯になりにくい傾向があります。

なぜなら、歯の裏側は、唾液が循環しやすい場所だからです。唾液には、お口の中の細菌を洗い流す「自浄作用」や、むし歯の原因菌の働きを抑える「殺菌作用」があります。この唾液の働きのおかげで、矯正の有無にかかわらず、歯の裏側はもともとむし歯になりにくいと言われているのです。

⑥舌癖や口呼吸の改善につながる場合がある

歯並びが悪くなる原因の一つに、舌の癖(舌癖) があります。これは、無意識のうちに舌で前歯を押したり、舌を歯の間に突き出したりする癖のことです。

裏側矯正は、この舌癖を改善するのに役立ちます。歯の裏側にある装置が、物理的に舌が前に出るのを防ぐ「壁」の役割を果たすからです。これにより、舌が本来あるべき正しい位置を自然と覚えるトレーニングになります。その結果、口呼吸の改善にも繋がり、矯正後の歯並びが元に戻ってしまう「後戻り(矯正治療後にある程度元の状態に戻ってしまう現象)」のリスクを減らす効果も期待できます。

⑦ホワイトニングが同時にできる

矯正治療と並行して歯を白くしたいと考える方は少なくありません。

裏側矯正であれば、矯正治療とオフィスホワイトニングを同時に進めることが可能です。歯の表側には矯正装置がつかないため、治療中でも問題なくホワイトニングを行うことができます。

ただし、ご自宅で行うホームホワイトニングは、マウスピースを使用する必要があるため、裏側矯正の装置があると対応できません。

歯並びと白さの両方を同時に手に入れられるのは、美意識の高い方にとって大きなメリットです。

⑧結婚式やイベント前でも選びやすい

「結婚式までに歯並びを綺麗にしたいけど、式の写真に矯正装置が写るのはイヤ…」

このようなご相談もよくいただきます。裏側矯正なら、結婚式や成人式、大切なプレゼンテーションなど、人生の重要なイベントを控えている方でも、装置の見た目を気にすることなく治療をスタートできます。

裏側矯正のデメリット

ここまでメリットをお伝えしてきましたが、どんな治療法にもデメリットは存在します。

むしろ、このデメリットを正しく理解し、対策を知っておくことこそが、「後悔しない」ための最も重要な鍵となります。 鶴見ニコ矯正歯科では、良いことばかりでなく、考えられるデメリットについても正直にお伝えし、患者様と一緒に対策を考えていきます。

①費用が高額になりやすい

裏側矯正は、表側矯正に比べて費用が高くなる傾向があります。

その理由は主に2つです。

  1. 装置がオーダーメイド: 歯の裏側は一人ひとり形が複雑で、既製品の装置では対応できません。そのため、患者様それぞれの歯型に合わせて装置を製作する、完全なオーダーメイド品となります。
  2. 高度な技術が必要: 装置が見えにくく、操作も複雑なため、治療を担当する歯科医師には非常に高い技術力と豊富な経験が求められます。
裏側矯正模型

【対策】 費用負担を軽減するために、デンタルローンによる分割払いや、医療費控除といった制度を利用することが可能です。また、鶴見ニコ矯正歯科では、目立ちやすい上の歯だけを裏側矯正にし、下の歯は表側矯正にする「ハーフリンガル」という選択肢もご用意しており、費用を抑える工夫も可能です。

②発音への影響が出やすい

歯の裏側に装置がつくため、特に治療開始直後は、舌の動きが制限されて話しにくさを感じることがあります。 特に「サ行」「タ行」「ラ行」などが発音しにくくなる傾向があります。そのため、人前で話す職業の方は仕事に影響が出るため、裏側矯正を選ぶ方は少ないです。

【対策】 この発音のしにくさは、ほとんどの方が数週間から1ヶ月ほどで慣れてきます。脳が装置を口の一部として認識し、舌が自然と装置を避けて動くようになるからです。早く慣れるためのコツは、意識的にたくさん話したり、新聞や本を音読したりすることです。

③舌の違和感や口内炎が出やすい

裏側矯正は、装置が舌側にあるため、治療を始めてからしばらくの間は、舌が装置に触れて違和感を感じることがあります。また、装置の凹凸が舌に擦れることで、口内炎ができやすくなる方もいらっしゃいます。

【対策】 装置が当たって特に痛む部分には、「矯正用ワックス」という保護材を貼り付けることで、粘膜を優しく保護し、痛みを和らげることができます。ワックスはクリニックでご用意しており、正しい使い方もしっかりお伝えしますのでご安心ください。

この他にも、鶴見ニコ矯正歯科では患者様の痛みをできるだけ少なくするため、痛みの少ないワイヤーやブラケットを採用するなど、患者さんの負担を減らすための工夫も行っています。

④食事のしにくさ

食事のしにくいイメージ

装置に食べ物が絡まりやすく、特に繊維質の野菜(ほうれん草やえのきなど)や麺類は食べにくさを感じることがあります。

【対策】 食事の際は、食べ物を小さく切ってから奥歯でゆっくり噛むようにすると、装置に絡まりにくくなります。お餅やキャラメルなど、粘着性の高い食べ物は装置が外れる原因になることがあるため、治療中は少し控えていただくと安心です。

⑤歯磨きやケアが難しい

装置が直接見えないため、歯磨きがしにくく、磨き残しが出やすいのは事実です。 ケアを怠ると、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。

【対策】 通常の歯ブラシに加え、毛先が細い「タフトブラシ」や「歯間ブラシ」といった補助的な清掃用具を効果的に使うことが重要です。鶴見ニコ矯正歯科では、装置がついた状態での正しい歯磨きの方法を、歯科衛生士が丁寧に指導いたします。

⑥治療期間が長くなる場合がある

裏側矯正は、表側矯正に比べて治療が複雑で難易度が高いため、歯並びの状態や治療計画によっては、どうしても期間が長くなるケースがあります。

ただし、これは全ての症例に当てはまるわけではありません。矯正技術や装置の進化により、現在では多くのケースで表側矯正とほとんど変わらない期間で治療を終えることもあります。最終的な治療期間は、あなたの歯並びや骨格の状態によって大きく異なりますので、まずは専門医による精密検査を受け、ご自身の治療計画を確認することが重要です。

【対策】 当院では、「歯科矯正用アンカースクリュー」という補助的な装置を併用することで、治療期間の短縮を目指しています。これは、歯茎に小さなネジを埋め込み、そこを固定源として利用し、歯を効率的に動かす方法です。これにより、計画通りにスムーズな治療を進めることができます。

⑦装置が壊れやすいことがある

硬いものを不用意に噛んだり、噛み合わせが深い方の場合、下の歯が上の歯の裏側にある装置に当たってしまい、装置が外れたり壊してしまうことがあります。

【対策】 食事の際に少し注意していただくことが大切です。万が一、装置が外れたり、ワイヤーが刺さって痛んだりした場合は、ご自身で触らずに、すぐにご連絡ください。迅速に対応いたします。

⑧装着初期の痛みが強いことがある

矯正治療では、歯が動き始めるときに、ぎゅーっと締め付けられるような痛みや、噛んだときの痛みを感じることがあります。これは裏側矯正に限ったことではありませんが、装置の違和感と相まって、より辛く感じてしまう方もいるかもしれません。

【対策】 痛みは、装置を調整してから2〜3日をピークに、1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。もし痛みが辛いときは、無理に我慢せず、市販の鎮痛剤を服用していただいて構いません。強い痛みが続く場合は、我慢せずに担当の歯科医師にご相談ください。

⑨医師の経験差が結果に影響しやすい

裏側矯正は、実はこれが一番大きなデメリットかもしれません。

この治療法は、非常に繊細で専門性の高い技術が求められるため、残念ながら、どの歯科医師でも同じクオリティで提供できるわけではありません。そもそも取り扱っていないクリニックも多くあります。担当医の技術力や経験によって、治療の仕上がりや治療期間に大きな差が出てしまう可能性があります。

【対策】 裏側矯正で後悔しないためには、信頼できる医師を選ぶことが不可欠です。当院では、日本矯正歯科学会の「認定医」である医師が治療を担当しています。認定医は、専門的な知識と豊富な経験を持つ、いわば矯正治療のスペシャリストです。クリニックを選ぶ際には、担当医の資格や実績をぜひ確認してみてください。

デメリットがあっても裏側矯正を選ぶ価値がある理由

これだけのデメリットを知ると、「やっぱり裏側矯正は大変そう…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それでも多くの方が裏側矯正を選び、満足されているのには、デメリットを上回る確かな「価値」があるからです。

目立たずに治療を続けられる安心感

矯正治療は、年単位の長いお付き合いになります。もし表側矯正を選んだ場合、その数年間、ずっと装置が見えることによるストレスを感じ続けるかもしれません。

「人前で思いきり笑えない」 「写真を撮るとき、口元を隠してしまう」

裏側矯正なら、そんな精神的な負担を感じることなく、治療期間を過ごすことができます。 この「心理的な快適さ」は、想像以上に大きな価値があります。

仕上がりの美しさに直結する治療法

少し専門的な視点になりますが、裏側矯正は術者である歯科医師が、患者様の歯の表側(審美面)を直接見ながら治療を進めることができます。 唇とのバランスや歯の見え方など、最終的な仕上がりの美しさを常に確認しながら微調整を行えるため、より審美性を追求した治療が可能になると言われています。

認定医による適切なサポートでデメリットを軽減できる

鶴見ニコ矯正歯科カウンセリング写真

これまでお伝えしてきた裏側矯正のデメリットも、経験豊富な認定医による適切な治療と丁寧なサポートがあれば、その大部分を軽減することができます。

例えば、気になる発音の問題や口内炎についても、より滑らかで目立たない装置をご紹介することや、痛みを和らげるような調整を行うことで対処が可能です。

私たち認定医は、治療の初期段階から、患者さんのリスクを予測し、先回りして解決策を講じることができます。これこそが、認定医ならではの強みであり、安心につながる大きな理由です。

表側矯正・マウスピース矯正との比較

裏側矯正の他に、代表的な矯正方法として「表側矯正」と「マウスピース矯正」があります。それぞれの違いを比較して見てみましょう。

治療法裏側矯正表側矯正マウスピース矯正
見た目見えない目立つ目立ちにくい
費用高い標準高い
違和感・痛み舌に違和感が出やすい頬や唇に違和感が出やすい比較的少ない
発音影響が出やすい影響が少ない影響は少ない
食事・歯磨き慣れが必要慣れが必要装置を外せるので通常通り
対応症例幅広い症例に対応最も幅広い症例に対応軽度~中度の症例向き
自己管理不要不要装着時間の管理が必要
通院頻度月1回月1回2~3ヶ月に1回

どの治療法がベストかは、患者様の歯並びの状態、ライフスタイル、何を最も重視するかによって異なります。ご自身の希望を歯科医師に伝え、それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で、患者様に合った最適な方法を選ぶことが大切です。

裏側矯正をおすすめできる人

表側矯正、マウスピース矯正、そして裏側矯正。それぞれのメリット・デメリットを知ることで、ご自身の希望に合った治療法のイメージが少しずつ具体的になってきたのではないでしょうか。

では、具体的にどのようなお悩みやライフスタイルを持つ方に、この裏側矯正が選ばれているのでしょうか。ご自身の状況と照らし合わせながら、ぜひチェックしてみてください。

仕事や学校で装置を見せたくない人

学生の笑顔

矯正中の見た目は、学校や職場での人間関係において、時にストレスの原因となります。

例えば、同じく目立ちにくいマウスピース矯正も人気ですが、食事や歯磨きの際には自身で取り外す必要があります。その際、友人や同僚の前で外すことになり、「結局、矯正していることを見られてしまう」という気まずさを感じる方も少なくありません。

その点、歯の裏側に固定する裏側矯正は、装置が完全に見えません。食事の際に外す必要もなく、24時間どんなときも周囲の目を気にせず、いつも通りの自分で過ごせます。

人前に立つ機会が多い人

笑顔が仕事の成果に直結する方にとって、矯正装置の見た目は重要な問題です。裏側矯正なら、治療中も口元を気にせず、自信を持ってお客様の前に立つことができます。

仕上がりの審美性を重視したい人

ただ歯を並べるだけでなく、最終的な口元の美しさにまでこだわりたい方に最適です。歯の表側に装置がないため、歯科医師は唇とのバランスや笑顔の見え方を確認しながら、ミリ単位での微調整が可能です。より理想に近く、洗練された審美性の高い仕上がりを追求できます。

表側の歯をホワイトニングしたい人

裏側矯正のメリットでもお伝えしましたが、裏側矯正であれば「歯並び」と「歯の白さ」を同時に手に入れたいという願いを叶えられます。歯の表面に装置がない裏側矯正は、矯正治療とオフィスホワイトニングを並行して進めることが可能です。治療が終わる頃には、整った美しい白い歯が手に入るため、時間を有効に使いたい方におすすめです。

鶴見ニコ矯正歯科の裏側矯正の特長

ここまで裏側矯正のメリット・デメリットなどを解説してきましたが、「結局、後悔しないためにはクリニック選びが一番重要なのでは?」と感じられた方も多いのではないでしょうか。その通り、裏側矯正はどの歯科医院でも同じ結果が得られるわけではなく、担当する医師の技術力と経験が、治療の成否を大きく左右します。

大阪市鶴見区にある当院では、「ここを選んで良かった」と心からご満足いただけるよう、矯正専門の歯科医院として患者様が安心して裏側矯正治療を受けられる体制を整えています。具体的に、当院が選ばれる理由をご紹介します。

日本矯正歯科学会認定医による治療

日本矯正歯科学会認定医について

鶴見ニコ矯正歯科の院長は、数ある矯正歯科関連の学会の中でも、日本最大で最も権威のある日本矯正歯科学会が認める「認定医」です。

実は、歯科医師免許があれば誰でも「矯正歯科」を掲げることができるため、専門的なトレーニングを積んでいない医師が治療を担当しているケースも少なくありません。その中で「認定医」は、厳しい基準をクリアした、歯科医師全体の中でもわずか約3%しかいない矯正治療の専門家であり、知識と技術、経験が一定水準以上にあることを客観的に示す、信頼の証と言えます。

当院では、大学病院での勤務経験をはじめ、豊富な臨床経験と専門知識を持つ認定医が、全ての患者様の診断から治療までを一貫して担当いたします。特に専門性が求められる裏側矯正だからこそ、信頼できる技術でお応えします。

ハーフリンガルなど柔軟な選択肢

「費用は抑えたいけど、やっぱり上の歯は目立たせたくない…」そんなご要望にお応えするため、当院では上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正で行う「ハーフリンガル」をご提案しています。

このハーフリンガル治療では、下の歯につける表側の装置の見た目にもこだわっているのが当院の特長です。装置には、歯の色に近いセラミック製のブラケットと、白くコーティングされたホワイトワイヤーを使用します。これにより、表側につける装置も極力目立たなくなります。

患者様一人ひとりのご希望とご予算に合わせた、最適な治療計画を一緒に考えていきましょう。

専門の歯科技工士が常駐する安心体制

鶴見ニコ矯正歯科の技工士

裏側矯正は、患者様一人ひとりの歯の形に合わせて装置を作る、完全オーダーメイドの治療です。

当院には、この矯正装置を専門に製作する歯科技工士が複数名常駐しています。これは、安心して治療を受けていただくための、当院の大きなこだわりの一つです。

歯科技工士が院内にいることで、装置の精密な製作はもちろん、万が一「装置が壊れた」「外れた」といった治療中のトラブルが起きた際も、院内で迅速かつスムーズな対応が可能です。

治療を担当する専門医と、装置を製作する専門技術者が常に連携することで、精度の高い治療を安定的にお届けします。

噛み合わせと見た目を両立させる治療設計

矯正治療のゴールは、単に歯をきれいに並べることだけではありません。なぜなら、見た目だけを優先して噛み合わせを考慮しないと、将来的に様々な不調の原因となる可能性があるからです。

例えば、噛み合わせが悪いと特定の歯に過度な負担がかかり、歯がすり減ったり、欠けたりすることがあります。また、顎の関節に負担をかけ、口が開きにくい、カクカク音が鳴るといった顎関節症の症状や、頭痛・肩こりといった全身の不調につながるケースも少なくありません。

当院では、審美的な改善はもちろんのこと、しっかりと噛める「機能的な噛み合わせ」を重視した治療設計を心がけています。長期的に安定し、お口だけでなく体全体の健康を維持できる歯並びを目指します。

通院の利便性とサポート体制

長期間にわたる矯正治療では、通いやすさも大切なポイントです。

当院は大阪メトロ「横堤駅」2番出口すぐ、バス停からも徒歩1分とアクセス抜群です。提携駐車場に加え、土日も診療しているため、お忙しい方もご自身のライフスタイルに合わせて無理なく通院いただけます。

初回の無料カウンセリングから治療後の保定期間まで、院長とスタッフがチームとなって親身にサポートいたします。

まとめ:後悔しない裏側矯正は、信頼できるクリニック選びから

鶴見ニコ矯正歯科院長カウンセリング

裏側矯正は、装置が見えない以外にも多くのメリットがある一方で、費用や違和感、発音への影響といったデメリットも確かに存在します。しかし、それらのデメリットの多くは、経験豊富な専門医による適切なアプローチで十分にカバーすることが可能です。

裏側矯正で後悔しないための最も大切なポイントは、「自分の不安や悩みを正直に相談でき、専門家として的確な答えと対策を示してくれる、信頼できる医師を見つけること」です。

もしあなたが、大阪市鶴見区やその周辺で裏側矯正を検討していて、 「まずは話だけでも聞いてみたい」 「自分の歯並びの場合、費用や期間はどれくらい?」 「デメリットについて、もっと詳しく知りたい」 と少しでも感じていらっしゃいましたら、ぜひ一度、鶴見ニコ矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。

日本矯正歯科学会認定医である院長が、あなたの不安に寄り添い、お悩みをお伺いした上で、あなたにとって最適な治療法を一緒に考えさせていただきます。無理に治療をおすすめすることは決してありませんので、どうぞお気軽にご相談ください。

監修歯科医師

小田垣 直弥

院長

裏側矯正や口ゴボの改善を得意とする矯正歯科医として、一人ひとりの骨格や顔立ちに合わせた治療を心がけています。特に、見た目にこだわる大人の方には「見た目に矯正中だとわかりにくく、仕上がりにも妥協しない治療」を大切に、日本矯正歯科学会認定医として丁寧な診断とご提案を行っています。

裏側矯正や口ゴボの改善を得意とする矯正歯科医として、一人ひとりの骨格や顔立ちに合わせた治療を心がけています。特に、見た目にこだわる大人の方には「見た目に矯正中だとわかりにくく、仕上がりにも妥協しない治療」を大切に、日本矯正歯科学会認定医として丁寧な診断とご提案を行っています。

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