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口ゴボが矯正で治らなかったのはなぜ?原因と次に取るべき対応・セカンドオピニオンについて

矯正コラム

2025.12.12

2025.12.12

矯正治療を終えたのに「思っていたほど口元が変わっていない」「これでは口ゴボが矯正で治らなかったのでは」と感じると、とても不安になりますよね。こうした気持ちは、決して特別なことではありません。

実際には、口ゴボの原因は一つではなく、歯の位置や咬み合わせだけでなく、顎の骨格バランス、唇の厚み、治療計画、保定期間の過ごし方、口呼吸や舌癖といった生活習慣など、いくつかの要素が重なっていることがあります。そのため「矯正をしたのに治らなかった」という結果に見えても、よく見ていくと改善している部分と、まだ課題が残る部分が分かれているケースも少なくありません。

この記事では、「口ゴボ 矯正 治らなかった」と感じる主な背景を整理しながら、再矯正や外科矯正、美容医療の併用、生活習慣や保定の見直しなど、次に取りうる現実的な選択肢を分かりやすく解説していきます。また、セカンドオピニオンとして専門医に相談する際のポイントもお伝えします。ひとつずつ整理しながら、ご自身に合った次の一歩を一緒に考えていきましょう。

目次

口ゴボが矯正で治らなかったと感じるのはどんなとき?

口ゴボが矯正で治らなかったと感じるのはどんなとき?

矯正で歯並び自体はきれいになったのに、「思っていたほど横顔が変わっていない」「写真に写ると口元のもっこり感がまだ気になる」と感じると、多くの方が「口ゴボが矯正で治らなかったのでは」と不安になります。

また、治療前との比較や説明が十分でないと、どこが良くなってどこが変わっていないのか分かりにくく、後悔の気持ちが強くなりやすいものです。こうしたモヤモヤの背景には、骨格や唇のボリューム、Eラインとのバランス、治療計画や保定の経過など、いくつかの要素が関係していることが少なくありません。

まずは「どの場面でそう感じるのか」を整理することが、原因や今後の選択肢を見極める第一歩になります。次で、具体的なケースごとにもう少し詳しく見ていきます。

歯並びは整ったのに横顔の口ゴボが残るケース

正面から見るときれいに並んでいるのに、横から見ると口元のふくらみが気になる場合があります。前歯を後ろに下げても、もともとの顎の骨格が前方に位置していたり、唇の厚みがしっかりしていると、横顔の変化はある程度までにとどまることがあります。

また、「横顔をすっきりさせたい」という思いが強い方ほど、少しの突出感にも敏感になり、「矯正したのに口ゴボが治らなかった」と感じやすくなります。本当に治療が失敗だったのか、どこは改善していてどこがまだ課題なのかを、写真やレントゲンを通して一つずつ整理していくことが大切です。そうすることで、再矯正や外科矯正が必要な部分と、経過観察でよい部分の線引きが見えやすくなります。

写真やEラインを見て「まだ口元が出ている」と感じるケース

スマホで自撮りをしたときや、鼻先と顎先を結んだEラインを見たときに、「まだ唇が前に出ている」と感じて不安になる方も多くいらっしゃいます。ただ、Eラインはあくまで一つの目安であり、鼻の高さや顎の形、唇の厚み、表情の作り方によって印象は大きく変わります。

矯正治療でコントロールできるのは主に歯の位置であり、骨格そのものや軟らかい組織のボリュームには限界があります。理想とする芸能人やモデルの横顔と単純に比べてしまうと、「思ったほど変わっていない」と感じやすくなります。大切なのは、今のご自身の骨格や輪郭を踏まえたうえで、どこまでが歯列矯正で変えられる部分なのかを整理し、現実的なゴール像を持つことです。

治療前と比べてどこが変わったのか分かりにくいケース

ビフォーアフターの写真を見ても変化がよく分からなかったり、そもそも治療前の資料を見せてもらっていない場合、「本当に良くなっているのだろうか」と不安を感じやすくなります。どの歯がどの位置からどこまで動いたのか、咬み合わせがどう改善したのかが共有されていないと、「口ゴボが矯正で治らなかった」という印象だけが強く残ってしまうこともあります。

治療前後の写真や模型、レントゲン画像を一緒に見比べると、患者さんご自身でも変化を客観的に把握しやすくなります。鶴見ニコ矯正歯科では、経過写真やデジタルシミュレーションを活用しながら、どの部分がどのように変わったのかを丁寧に説明するよう心がけています。そのうえで、まだ気になる点があれば、今後どのような選択肢があるかを一緒に検討していく流れを大切にしています。

知恵袋やSNSに多い「矯正したのに口ゴボが治らなかった」という声

知恵袋やSNSに多い「矯正したのに口ゴボが治らなかった」という声

インターネットの知恵袋やSNSを見ていると、「矯正したのに口ゴボが治らなかった」「高いお金をかけたのに横顔が変わらなかった」といった投稿を多く目にします。

ご自身も同じように悩んでいると、こうした体験談に強く共感し、「自分も失敗したのでは」と不安が大きくなりやすいものです。ただし、口ゴボの原因は、歯並びや噛み合わせだけでなく、顎の骨格の位置、唇の厚み、口呼吸や舌癖、姿勢など、複数の要素が重なっていることがあります。

同じ「矯正したのに口ゴボが治らなかった」という言葉でも、背景となる症例の条件は一人ひとり異なります。そのため、ネットの情報をそのまま自分に当てはめて判断するのではなく、「自分の場合はどうか」を確認することが大切です。

気になる点や共感した投稿の内容はメモしておき、専門の矯正歯科で資料や検査結果をもとに相談することで、現実的な選択肢や次の一歩が見えやすくなります。

矯正で口ゴボが治らなかった5つの原因

矯正で口ゴボが治らなかった5つの原因

「口ゴボを治すために矯正をしたのに、思ったほど変わらなかった」と感じる背景には、いくつかの共通する要因があります。

代表的なのは、歯が原因なのか骨格が原因なのかの見極め不足、抜歯・非抜歯の選択やスペース設計の問題、マウスピース矯正や非抜歯矯正だけでは難しいケースの見落とし、保定不足や悪習慣による後戻り、そして診断や説明が不十分だったケースです。

ここでは、「なぜ今の状態になっているのか」5つのポイントを解説します。

①歯性か骨格性かの見極め不足で口ゴボ矯正が治らなかった

口ゴボには、前歯の傾きや位置が主な原因となっている「歯性」のタイプと、上下の顎の骨そのものが前方に位置している「骨格性」のタイプがあります。

歯性の口ゴボは、歯列矯正で前歯の角度や位置を整えることで変化が出やすい一方、骨格性の口ゴボでは、歯だけを動かしても横顔の印象が大きくは変わりにくいことがあります。

治療前にセファロ(頭部X線写真)やCTで顎の位置関係や骨格バランスの評価が十分に行われていないと、歯並びは整っても期待していたほど口元が下がらず、「矯正で口ゴボが治らなかった」と感じる原因になりやすいです。まずは、自分の口ゴボが歯性と骨格性のどちらの要素が強いのかを、専門的な検査で確認することが大切になります。

歯列矯正で改善しやすい口ゴボと外科矯正が必要な口ゴボ

歯列矯正で変化が出やすいのは、前歯が前方に傾いていたり、並ぶスペースが足りないことで前に押し出されているタイプの口ゴボです。この場合、適切なスペースをつくりながら前歯の角度を整えることで、口元のボリュームをある程度コントロールできます。

一方で、上下の顎の骨ごと前に出ている場合や、下顎が後ろに下がっていることで相対的に上顎が出て見える場合など、骨格に関わる問題が大きいと、歯だけを動かしても限界があります。

成人では骨格そのものを大きく変えるには外科矯正(顎の手術)を併用する必要があることもあり、そのメリットと負担を踏まえた慎重な判断が欠かせません。

②抜歯・非抜歯の選択やスペース設計の問題

前歯を後ろに下げて口ゴボを改善するには、歯列の中に「後ろに下げるためのスペース」をきちんと確保する必要があります。その方法としては、奥歯の一部を抜歯してスペースをつくる方法や、歯と歯の間をわずかに削る処置(IPR)などがあります。

本来は抜歯をしたほうが前歯を十分に下げられる症例で非抜歯を選んだ場合、歯並びはそろっても口元の突出感が残りやすくなります。

また、必要なスペースが不足した状態で歯を動かすと、歯列のアーチだけが整い、横顔の変化が限定的になってしまうこともあります。

歯をできるだけ残したいというお気持ちは自然なものですが、目先の不安だけで判断せず、長期的なバランスや横顔の変化について、事前に専門医とよく話し合うことが大切です。

③マウスピース矯正・非抜歯矯正だけでは難しい口ゴボのケース

マウスピース矯正や非抜歯矯正は、目立ちにくく日常生活への負担が比較的少ないことから、人気の高い治療方法です。ただし、重度の口ゴボや骨格性の問題が強いケースでは、マウスピースだけ、あるいは非抜歯だけでは前歯を十分に後ろへ下げにくい場合があります。

本来は抜歯やワイヤー矯正、インプラントアンカーなどを併用してコントロールするべき症例を、装置の希望を優先して無理にマウスピースだけで治療すると、歯並びは整っても横顔の変化が物足りないことがあります。

大切なのは、「マウスピースかワイヤーか」といった装置選びから入るのではなく、まず歯と骨格の状態を丁寧に分析し、「どの位置まで歯を動かす必要があるか」というゴールを決めることです。そのうえで、目的に合った治療方法を選ぶことが、納得のいく結果につながります。

④保定不足や悪習慣による後戻りで口ゴボが再発

矯正治療で整えた歯並びは、装置を外した直後にはまだ不安定な状態にあります。この時期にリテーナー(保定装置)の装着が不十分だったり、通院を自己判断で中断したりすると、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こりやすくなります。

また、口呼吸や舌で前歯を押す癖、頬杖、うつ伏せ寝など、日常の習慣が残っていると、前歯に前方への力がかかり続け、せっかく下げた前歯が少しずつ前方へ移動してしまうこともあります。その結果、「治療直後は良かったのに、また口ゴボが気になってきた」という状態になることがあります。

保定期間も矯正治療の大切な一部と考え、装着時間や期間、生活習慣の見直しについて、担当医と相談しながら丁寧に続けていくことが再発予防につながります。

⑤診断や治療計画・説明が不十分だった場合

どこまで口元を下げられる可能性があるのか、外科矯正が必要になる可能性があるのか、治療のステップや期間、リスクなどについて事前の説明が十分でないと、患者さんのイメージと実際の仕上がりにギャップが生じやすくなります。

「横顔が劇的に変わる」と期待していたのに、実際には歯並び中心の改善だった場合、「思っていたのと違う」「矯正で口ゴボが治らなかった」と感じてしまうのは自然なことです。

レントゲンやセファロ、必要に応じたCTの結果をもとに、歯と骨格の状態、治療ゴールと限界、外科矯正の必要性の有無などを時間をかけて共有することが重要です。鶴見ニコ矯正歯科では、初診相談と診断説明の時間をしっかり確保し、患者さんのご希望と医学的に可能な範囲をすり合わせながら、治療計画を一緒に決めていくことを大切にしています。

口ゴボが治っていないと感じた際にできる検査やセルフチェック

「矯正をしたのに口ゴボが治らなかった気がする」と感じたとき、まず大切なのは感情だけで判断せず、今の状態を客観的に整理することです。ここからは、自宅でできる確認方法と、矯正専門医院での検査について順に見ていきます。

Eラインや横顔のバランスをセルフチェックする

まずは鏡やスマホを使って、現在の横顔を落ち着いて観察してみましょう。横向きの写真を撮り、鼻先と顎先を結んだ線(Eライン)の付近に、上唇・下唇がどのような位置にあるかを確認します。このとき、光の当たり方や表情によっても印象が変わるため、できれば力を抜いた自然な状態と、口を閉じた状態の両方を撮影しておくと比較しやすくなります。

ただし、Eラインはあくまでも「一つの目安」にすぎず、鼻の高さや顎のボリューム、唇の厚み、年齢・性別などによって、ちょうど良いバランスは人それぞれです。「基準から少し出ている=悪い」と決めつける必要はありません。気になった点や、自分なりに違和感を覚える角度・表情などをメモしておくと、診察の際に歯科医師へ具体的に相談しやすくなります。

セルフチェックは不安を増やすためではなく、「どこが気になるのか」を言語化するための材料だと考えると良いでしょう。

レントゲン・セファロ・CTで原因を詳しく調べる

口ゴボの原因をより正確に把握するには、矯正専門医院での精密検査が欠かせません。レントゲンやセファロ(頭部X線写真)では、歯の傾きや上下の顎骨の位置関係、顔全体の骨格バランスなどを数値として評価できます。さらにCT撮影を行うと、三次元的に骨や歯根の位置を確認できるため、前回の矯正でどこまで歯が動いているのか、骨格性の問題がどの程度残っているのかを客観的に分析することが可能です。

これらの情報をもとに、「歯列矯正だけでどこまで改善できるのか」「外科矯正を併用すべきケースなのか」「今の状態を維持しながら後戻りを防ぐのが良いのか」といった方向性を検討していきます。

鶴見ニコ矯正歯科では、セファロ解析やCT、シミュレーションなどのデジタル機器を活用し、検査結果と予測される口元の変化をできるだけ分かりやすく共有するよう努めています。数値と画像を一緒に確認することで、「なぜ今の横顔になっているのか」「どんな選択肢があり得るのか」を冷静に考えやすくなります。

矯正で口ゴボが治らなかったときの主な対処法

矯正で口ゴボが治らなかったときの主な対処法

「矯正したのに口ゴボが矯正で治らなかった」と感じたとき、すぐにあきらめてしまう必要はありません。まずは、歯と骨格のどこに原因が残っているのかを整理し、そのうえで再矯正で対応できるのか、外科矯正を含めて検討すべきか、あるいは保定や生活習慣の見直しで現状を安定させるのかなど、いくつかの選択肢があります。ここからは、代表的な対処法を順に解説していきます。

再矯正で歯並びと口元のバランスを整え直す

再矯正は、前回の治療で十分に下げきれなかった前歯の位置や傾きをもう一度調整し、口元の突出感を改善していく方法です。前回のカルテやレントゲンがあれば、それらを振り返りながら「抜歯・非抜歯の選択は妥当だったか」「スペースは足りていたか」「アンカレッジ(歯を引っ張る土台)の取り方に工夫の余地があるか」などを改めて検討していきます。

再治療では、初回よりも歯や歯根への負担、期間、費用がかかることも理解しておく必要があります。その一方で、原因をきちんと見極めて計画を立て直すことで、横顔のバランスがより整う可能性もあります。鶴見ニコ矯正歯科では、歯性・骨格性の両面から再評価を行い、再矯正のメリットと注意点を整理しながら、一緒に進め方を考えるようにしています。

外科矯正を併用する

骨格性の口ゴボが強い場合や、歯だけでは十分に口元を下げられないと判断される場合には、外科矯正(顎の手術)を併用する選択肢が検討されます。一般的には、まず術前矯正で歯並びと噛み合わせの準備を行い、その後、上下の顎の骨を適切な位置に移動させる手術を行います。さらに術後矯正で微調整を行い、最後に保定期間を経て安定を図る、という流れです。

外科矯正では入院やダウンタイムが必要になり、腫れやしびれなどのリスクもゼロではありません。一方で、顎変形症と診断される症例では保険適用となることもあり、噛み合わせと顔貌の両方を大きく改善できる可能性があります。

ただし、「口ゴボが矯正で治らなかった」ケースがすべて、外科矯正の対象になるわけではありません。負担と得られる変化をよく比較し、矯正専門医や口腔外科医と相談しながら、慎重に検討していくことが大切です。鶴見ニコ矯正歯科では、顎変形症を含む外科矯正症例について、対応可能なケースかどうかを精密検査のうえで判断しています。

保定の見直しと生活習慣の改善で悪化を防ぐ

すでに大きな治療をやり直すことには踏み切れない場合でも、「これ以上の後戻りや悪化を防ぐ」という視点でできる対処があります。その一つが、保定と生活習慣の見直しです。リテーナーの装着時間が自己判断で短くなっていたり、紛失してしまったままになっている場合は、再作製や装着方法の再確認を行い、今の歯並びを安定させることを目指します。

同時に、口呼吸や舌で前歯を押す癖、頬杖、うつ伏せ寝など、前歯に余計な力がかかる習慣に気をつけることも重要です。これらのクセが残っていると、せっかく整えた前歯が少しずつ前方へ押し出され、再び口ゴボが目立ってくることがあります。

習慣の改善はすぐに結果が見えるものではありませんが、長い目で見たときに歯並びと口元を守る大切な土台になります。治療を終えた後も、保定期間を治療の一部と捉え、困りごとを相談しやすい医院と一緒に取り組んでいくことが安心につながります。

口ゴボの矯正がうまくいかなかった方のセカンドオピニオン

口ゴボの矯正がうまくいかなかった方のセカンドオピニオン

「口ゴボのために矯正をしたのに、思ったような横顔にならなかった」「もう一度やり直すべきか迷っている」。そんなときに役立つのがセカンドオピニオンです。

セカンドオピニオンは今の医院を否定する場ではなく、現在の状態や「口ゴボが矯正で治らなかった」と感じている理由を整理し、再矯正・外科矯正・経過観察など、どの選択肢が現実的かを一緒に考える機会だと捉えてください。

ここでは、セカンドオピニオンで確認しておきたいポイントや、矯正専門医に相談するメリット、当院での相談の流れについてお伝えします。

セカンドオピニオンで確認しておきたいポイント

セカンドオピニオンを受ける際は、まず「今の歯並びと骨格がどういう状態なのか」をきちんと説明してもらうことが大切です。そのうえで、口元をどこまで下げられそうか、外科矯正を含めた治療が必要になる可能性はあるのか、再矯正を行う場合のおおよその期間や費用、想定されるリスクや限界についても遠慮せず質問してかまいません。

このとき、前の治療への不満をぶつけることが目的になってしまうと、話が感情的になりやすく、建設的な相談が難しくなってしまいます。

「今の状態を踏まえて、これからどう良くしていけるか」をテーマに話すことで、医師側もより具体的な提案をしやすくなります。事前に気になる点をメモしておくと、限られた時間でも聞き漏れが少なくなり安心です。

日本矯正歯科学会認定医がいる医院で相談するメリット

口ゴボが思うように改善しなかったケースや、再治療・外科矯正を検討しているケースでは、矯正治療を専門とする歯科医師に相談することが重要です。日本矯正歯科学会認定医は、長期的な研鑽と症例経験を積んだうえで資格を取得しており、歯並びだけでなく骨格や顎関節も含めた総合的な診断を行えます。

鶴見ニコ矯正歯科でも、日本矯正歯科学会認定医2名のダブルドクター体制で、難症例や再矯正、外科矯正を含むご相談に対応しています。大切なのは「専門性があり、きちんと話を聞いてくれる医院かどうか」を基準に選ぶことだと考えています。

当院での口ゴボ再治療・外科矯正への取り組み

当院では、口ゴボの再治療や外科矯正を検討されている方に対して、まず初診相談で今のお悩みやこれまでの経緯、理想のイメージを丁寧にうかがうことから始めます。そのうえで、レントゲン・セファロ・CTなどの精密検査を行い、歯性か骨格性か、どの程度まで口元を下げられる可能性があるのかを詳細に分析します。

診断結果は、写真やデジタルシミュレーションも用いながら、メリットと注意点を含めて分かりやすくお伝えします。顎変形症に該当し保険適用となる外科矯正が必要なケースかどうかも、この段階で一緒に検討していきます。

治療を始めるかどうかは、内容や費用、期間を十分に理解したうえでご本人が決めていただければ大丈夫です。治療開始後も保定までを含めて長期的にフォローし、途中で生じた不安や疑問も相談しやすい体制づくりを心がけています。

まとめ:口ゴボが矯正で治らなかったときは一人で抱え込まず次の一歩を

まとめ:口ゴボが矯正で治らなかったときは一人で抱え込まず次の一歩を

矯正をがんばって続けたのに、「口ゴボが矯正で治らなかった」と感じると、大きな落ち込みや後悔につながりやすくなります。ただ、その背景には歯が原因か骨格が原因かの違い、抜歯やスペース設計の問題、マウスピース矯正や非抜歯矯正の限界、保定や生活習慣による後戻り、診断や説明の不足など、さまざまな要素が重なっていることが少なくありません。

まずはセルフチェックや精密検査で「今の状態」と「改善できる可能性」を整理し、そのうえで再矯正や外科矯正、美容医療やトレーニング、保定と生活習慣の見直しなど、自分に合った対処法を専門医と一緒に検討していくことが大切です。

鶴見ニコ矯正歯科でも、初診相談やセカンドオピニオンで、現在の状況と今後の選択肢を丁寧にご説明するよう心がけています。一人で悩みを抱え込まず、「まずは話を聞いてみる」という気持ちで、次の一歩を踏み出してみませんか。

監修歯科医師

小田垣 直弥

院長

裏側矯正や口ゴボの改善を得意とする矯正歯科医として、一人ひとりの骨格や顔立ちに合わせた治療を心がけています。特に、見た目にこだわる大人の方には「見た目に矯正中だとわかりにくく、仕上がりにも妥協しない治療」を大切に、日本矯正歯科学会認定医として丁寧な診断とご提案を行っています。

裏側矯正や口ゴボの改善を得意とする矯正歯科医として、一人ひとりの骨格や顔立ちに合わせた治療を心がけています。特に、見た目にこだわる大人の方には「見た目に矯正中だとわかりにくく、仕上がりにも妥協しない治療」を大切に、日本矯正歯科学会認定医として丁寧な診断とご提案を行っています。

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